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本景徳鎮の最高級民窯系製品完成
小雅の上級品の官窯化が進む中、より多くの方にほんの少しですが気楽に本物の景徳鎮を味わっていただくために、これまで開発研究を進めてきたシリーズが遂に完成しました。
別会社の製品になりますが私も工場長も関わって、ちょうどマイセンやヘレンドのような楽しみ方をしていただけるものを目指して開発しました。一方、今日も小雅の開発会議では、より核心に迫る景徳鎮を採算度外視で作ってゆくことになりました。生産量も成功率が低く数点しかできないような特級品が作られます。しかしこちらはもう一般の目にはまず触れる機会はないと思います。店頭に出ることなく、ほとんど露出することのないものです。しかし小雅は毎回違うコンセプトの一点ものみたいなもので、多くの顧客の食器、茶器としての愛用には不便もあると思います。例えば小雅は単体にこだわるので蓋碗や洋食器、セットものはほとんどつくりませんね。もちろん補充のチャンスは皆無です。今回開発したシリーズは食器として楽しめる最高峰景徳鎮と言えます。手に取ればわかります。ある意味器としては小雅を完全に凌駕してます。小雅の本景徳鎮の良さに、マイセンのような端正なフォルムと規格、そしてヘレンドのような華奢な愛らしさが備わっています。もちろん実用性は本景徳鎮総手工ですから言うまでもありません。価格帯は小雅よりは安いですが完成度は高いです。もちろん質も劣りません。画風もいろいろあります。おそらくヘレンドよりは高め、マイセンよりは少し安めか同じぐらいになろうとおもいます。
ハンガリーやドイツより職人の経費が高い景徳鎮上級世界です。ご了承ください。
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【2012/12/27 22:00 】 | 小雅から | 有り難いご意見(0)
自家用茶器

小雅から飛び出して初夏に自分で焼いたブルー&ホワイトと白磁に老料で絵付けしました。
古いデザインやモチーフを自分でアレンジして職人に仕上げてもらいました。
まだ70点ですが自分用なので気に入ってます。
今までは生産ラインではデザインと絵付け監督が主でしたが最近は焼きも始めたので
楽しいし愛着もわきます。さすがにろくろや鉋までは無理ですが絵付けはそのうち始めてみたいです。職人のようなプロ仕事は無理でも自称アーティストぐらいならなれるかもしれません。(笑)わざと立体感が楽しめるような盛り上げだけでリズムをつけて花を描いていますので、花びらの一枚一枚、布のように感触を触っても絵付けを楽しんでいただけると考えています。
【2012/12/24 02:01 】 | 中国茶器 | 有り難いご意見(0)
贋小雅
何年前からか中国のオークション、ショッピングサイトのタオバオで私も見たことがないような小雅製品がどっと出てきた。

ちょうどその頃、日本の某デパートで、上海方面から流れたらしい小雅の半製品の盗品など販売された経緯が有り、状況が把握できず撹乱されたことがある。

日本で盗品を販売した業者が偽日本人を名乗ったり、色々な人を騙し利用して工場長に直接連絡してきて私との乖離工作をしたり、すべてが日本で知れたら私を道連れにして死ぬようなことまでほのめかし、結果、警視庁の勧めで私は東北に移ることになった。その後津波に遭う。これぞまさにとんだ白波に持っていかれたのは洒落にはならない。
この時初期小雅の最高傑作はほとんど海に沈んだ。

さて、今振り返って見るに、以降現在に至るまでネットから店頭までの市場にどれだけの初期小雅が並んでいるであろうか。。

つまり、これは偽物がほとんどということである。現在の小雅はお札のように真似されにくい面倒な技術を多数投入しており、最高級のものは誰も真似しようとしない。
普通のラインのものは国内市場によく見られるデザイン、市場での競争用で、これまた真似されない。
つまり、偽物作者が、一番「小雅らしい」と認めて常に贋物を作るのが、初期小雅なのである。
見た人がパッと見てあ、小雅だ、と思う製品が私が関わったものだというのは皮肉である。
今の中国市場はスタイルより個々の画にこだわりすぎてどのブランドも統一感がない。
其の辺、作家という存在に複雑な思いがある工場長には、画で行きたいという思いも強いのがわかる。しかしそれは現実の市場のニーズには合っている。

個々の超絶技巧の画を模倣したところで贋作工房はそのレベルの職人を雇いきれず割に合わない。結局初期小雅のパターンを習得してある程度うまくなって自分たちで作るしかない。だから小雅の偽物は家族経営の小工房で描かれることが多いようだ。現在私の知る限りは4箇所で偽物が作られて売られている。習熟したパターンだと素晴らしく私でも瞬間あれっと惑わされることがある。何も偽物を作らなくてもここまで腕が上がったのならいずれ私が雇いたい。

で、お客さんにはこんな雑談あまり意味がないでしょう。
贋小雅の見分け方。お知らせします。


まずネット画像では既に判断は無理です。あるものは本当によく描けています。
画の情緒を読むとすぐわかるのですが、これは普通の日本の教育を受けた人には無理です。
まず、現実的なのは触ってみることです。磁土や釉薬が違うのでわかりやすいです。
小雅は花びらのようにサラリとしています。偽物は今日本で普通に売られているような磁器のヌメっとした肌をしています。もう一つ。偽物のポット、急須はほとんど全て型で作っています。
本物より軽いのですぐわかります。またはポットの底にぐるりと型抜きの特徴の凹みの輪があります。ただこれすらもカンナで削られるとわからないので、重量が目安でしょう。それと土のみつども違います。もう一つ蛍光灯で透かすと透けて見える肌の色が違います。些かの暖色も感じない、冷たいガラスのような白は偽物です。型押し用の台湾土です。
あとは売ってる場所でしょう。本物の小雅はまずもってあちこちで売ってません。
景徳鎮の段階で半分は政府の役人や著名人の紹介できた富裕層の個人客が買って行ってしまいます。残りは直接取引ある全国の高級会所に送られます。取引ある普通の小売店はごく少数です。迎茶も入ります。ただ中国の焼き物は小売店といっても売り上げが違いますので、くれぐれも店主に値切ったりとか傲慢な日本人観光客の態度は取らないでください。
あの人たちは1メーカーの製品だけでも年間数千万売上があります。身なりなどで軽く見ないでください。あなたが客とみなされたときは大きな自宅に呼ばれて食事をご馳走になりながらじっくり買い物させてくれます。東京のデパートだって上客と一般客と入口が違いますから、中国もおんなじです。



【2012/12/21 12:41 】 | 小雅から | 有り難いご意見(0)
おすすめは
今回おすすめは高級倣古の中でも薪窯焼き、老料の特別なものです。
この世界でもトップ3に掲げられる職人率いる業界有名工房の胎に昔のものに特に忠実に制作したもので、同じもの、ないし同列のものは清朝の官窯と誤認されてほとんどが世界中のオークションの図録に出てしまっています。マイセンブーケやヘレンドのビクトリアがずっと作り続けられるように、定番なのですが、中国は書の概念や完成されたものを崩さない概念が強く、乾隆の画面には乾隆款、雍正の画面には雍正款が入れられ完成とします。
かたくななスタイルの踏襲。これが乾隆の画面に雍正の款が入ると、教養のないまがい物となります。
倣古は各時代ありますから見抜ける目があればいいのですが、ほとんどが見抜ける目がありません。かと言って逆に昔の画面に現代の書体や小雅など現代風のものを書き込んだら雰囲気がぶち壊しです。。やはり様式美の世界なのです。それが年号まで書体として鑑賞に入れてだから素人にはややこしくなります。

まあとにかくそれだけ素晴らしいものです。本物なら官窯で高くて手が出ませんが、同じ素材で同じ工法、ほぼ等質でこういったものが身近な価格でつかえるわけです。
絨毯ならシュメルバンクのようなものです。
ただこういったものとていつまでも簡単に手に入るわけではありません。
以前仕入れたものはもう完全に姿を消しています。

これらは量産体制に有り今後も作られ続けるマイセンやヘレンドと違いすぐに消えてしまいます。一期一会のこれから大切な宝物になってくれるものです。

「倣古が偽物で捨てるだけの価値」とは狂信的な骨董マニアの屈折した正義感で自分たちの独りよがりの道徳観であり、それなら今右衛門や柿右衛門や唐草模様の風呂敷は今作られたものは全部偽物かという話になります。作り手を初めから下に見た発想です。素直にものを見て使えない人たちは後進を育てられず先細り、いずれ瓦解することになるでしょう。骨董好きは人を育てず己も育たずひたすらものに埋もれ寿命を迎えるきらいがあります。あの世には何も持ち込めません。

排斥することより、共存、取り込むことこそが、それぞれのオリジナリティーを将来にわたって発揮できる道だと思います。
【2012/12/20 14:54 】 | 中国茶器 | 有り難いご意見(0)
今回のラインナップ
今回はほとんどが最高級の品で数点しか制作されないもののみ。
もちろんのこと、総手工で薪窯焼成、そして老料絵付けです。

今後もこのロットを模倣した同じデザインは出ますが、素材も質も仕上げもレベルは及びません。物によっては既に中国の大都市に回しましたが、それでも直轄市に1点ぐらいしか回らないのでほぼ一般にお目にかかるのは不可能と言えるでしょう。

今回の目玉は12ヶ月の花卉図杯。前回も高額にもかかわらずお問い合わせがたくさんありましたが3セットしかなく、1セットは迎茶さんがコレクションしてしまわれ、足りない分は私の個人コレクションを回しましたが、在庫切れでお断りしたお客様がいたことは残念でした。

もともと上海のお金持ちが注文しておいたものを、1セット除いて分けてもらったので3セットしかありませんでしたが、今回は私の注文でやはり4セットできてきました。着手して4ヶ月待ちました。私が小雅関係ということの景徳鎮社会の対応から今回も外注先でいつもより気合を入れてこのセットだけ作ってくれました。
前のセットを売ってしまって、二度と同じレベルのものができないだろうなと諦めていたので、今回の職人達の健闘に感謝です。前回のは静謐の極みでしたが、今回は同じ図案ながら、静けさも失わず典雅、華麗につきます。
正しく清朝の宮廷文化の香りがします。

おそらく絵付けがより細密な描写をして多彩色となり、画面全体に広がったことと顔料の光沢度が高くなったためと思われます。

前回に勝るとも劣らない出来栄えに大満足です。私も今度は自分のセットは手放しません。
それだけ景徳鎮の生産体制は微妙なのです。

と、いうわけで迎茶さんのご注文で2セットはあちらに。残りの1セットはどうするか考え中です。ほかにも目白押しですが、各種1、2点のみの販売です。胎本体から絵付けに至るまで質的にこれまでを凌駕したものがほとんどです。もっとも景徳鎮らしい景徳鎮。
残念ながら中国茶屋も骨董屋もこういったモノとしてレベルの高いものを全く日本位紹介できてきませんでした。実用性も勝り投資価値も高いものばかりです。

数からごく少数のお客様にしかお分けできませんが、それでも国内でも入手困難なものばかりですのでお楽しみいただければ幸いです。

【2012/12/20 11:50 】 | 中国茶器 | 有り難いご意見(0)
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