忍者ブログ
  • 2026.09
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • 2026.11
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【2026/10/11 11:01 】 |
清の青花金魚シリーズ「葫芦壺」(瓢箪急須)
豊さを象徴する金魚を「福禄」を意味する瓢箪急須に丁寧に描きました。

特に今回は清朝民窯に流行したスタイルの染付金魚と同じく清朝乾隆期ヨーロッパから注文を受けたデザインを基調として夏向けにこれまた吉祥を意味する水辺の草花を愛らしくそして涼しげにあしらいました。

胴幅約8cm、高さ約8.5cm、注ぎ口からハンドルの最大幅約11.5cmと可愛らしい急須です。こちらも今期は十数点しか作りませんので
金魚デザインのお好きな方にはとても貴重なコレクションとなるでしょう。

大発展する景徳鎮ですが、伝統を踏まえた手作業で作られた景徳鎮茶器は実は却って少なくなっており、市場で見かけることはほとんどなくなりました。釉薬も吹き釉薬の本格派。染付も数少ない本来の染付職人の筆さばきによりますので大変柔和な味わいがあります。染付の流行を見て転向してきた色絵線描師の作品しか見ることができなくなった昨今、轆轤引きで染付絵師の手描きの茶器を得ることは実はとても難しくなってきています。
現在見られる殆どの中国茶器は量産プレス工場が出荷した白い器に各工房が描いたものがほとんどで、手作業の要素がほとんど見られない大同小異の製品が多いのです。一般市場では本景徳鎮土とまでは一般には望めなくても最低限轆轤の要素と本筋の手描き職人の手によるものを持ちたいところです。







PR
【2011/07/04 08:29 】 | 中国茶器 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
景徳鎮監督系列第一期
景徳鎮レベルアップのため小雅の外事所長が外部に出向いて
自らデザインし監督して出来上がった共同作製品第一期が
出来上がりました。
基本的に小雅に準じて貴重な手工芸工程を保留する窯元で
生産がおこなわれ、該当工房の自己開発運転資金や人材育
成など蓄積されるある一定期間を経てデザインと生産ノウハウ
はその工房に無償譲渡されます。それまでは製作販売など
小雅外事部が管轄しシステムを構築します。

初夏から夏を思わせる涼しげな水辺のデザインが出来上
がりました。

夏空映す蓮池を野趣あふれる小魚が涼しげに泳いでゆきます。

プレス工程を一切導入せず全て轆轤引きし、大変手間の
かかる緻密な絵付けで一日に2つしか描けない作品です。
こちらは後日絵付け作家物としてご紹介いたします。
恐らく景徳鎮市内で入手できるどのマグカップより
難しい手の込んだ絵付けであり、本轆轤作品であることは間違いなく、
一般市場で入手出来る作品とは一線を画します。
これはと言う本物の景徳鎮マグカップをお求めのお客様に
お勧めいたします。

期間限定で景徳鎮でも貴重なレベルの高い本青花職人の数から
数量も限定生産ですので北京、上海、東京、台北等の店頭に
出る前にご予約で〆切りになる場合が多いと思われますので
お早目のお問合せをお待ちしております。今期は各都市一点
ごとの配布予定です。


景徳鎮青花蓮池図中山杯


【2011/07/03 21:01 】 | 中国茶器 | 有り難いご意見(0)
試作品完成
正午から磁器鑑定。
工場長はその後自宅へ。
私は別荘地を見にサイクリング。

水車の音の聞こえる静かな田園。
小川には小魚が群れ、子供たちが歓声をあげ泳いでいる。

市内に戻り自転車調整と水槽調達。
景徳鎮田園特産の淡水魚を飼育の予定。
接客用に外国産のビールなど買い込む。

徐社長から試作品完成の呼び出し。
その後会食。
製品は99%成功。


会食後工場長を呼び出し、徐社長と午前4時まで白熱した議論。

景徳鎮の問題点と現在の各社の動静と展望について
共通の認識を持つ。

景徳鎮人の拝金現実主義と、物まね主義、窯元間の不必要な競争と欺きあいが全景徳鎮の発展を阻害すると痛烈に批判。

更に政府の一切の保護が軽工業に及ばない事への失望と国家的保護が及んだ場合の競争力、発展の度合いについて意見交換。

午前一時過ぎ、私の携帯が鳴る。
何事が起きたかとぞっとする。
徐社長と工場長は勘繰ってニヤリとして聞こえないふり。
女性の声である。
「うちの人まだお宅にいる?」
徐社長の奥さんだ。
「ああ、今代わるよ。」

「ああ、俺だ、うん分かった、そう遅くならないから、悪いな。」

きまり悪そうである。

工場長が言った。

「かみさんがとっても社長を気にかけているんだな。睦まじくていいことじゃないか。」

「いやあ、別にそんなわけじゃないが、私は普通夜は早くから表に出ないから」

徐社長が照れくさそうにまじめに弁解した。

「なあ、俺なんかひどいもんだぞ、このかた一回も出先にかみさんから心配して電話なんぞもらったことが無いもんな。」

そう言って工場長は笑った。

「そう言えばそうだな?!」

「何でか分かるか?」

「何でだ??」

「夜はうるさいから携帯を家において出かけるんだよ(笑)」

ひどい奴だと笑いながら熱いコーヒーを淹れなおそうとするとまた携帯が鳴った。

徐社長の奥さんが何か言い忘れたらしい。

「夜分にごめんなさい。うちの人、まだあなたと一緒?」



「ああ、いるいる、ずっといっしょだよ。ちょっと待ってて。」

「おい、工場長!お前だ!」









【2011/07/03 12:11 】 | 本日の活動 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
週末
細々と市内の不動産を見て歩くのに自転車を購入。
工場長がそんな金額なら電気バイクを買えと言うが、電気バイクは
早すぎて事故が怖い。どうしても景徳鎮人の人には道は譲らない自己中心な運転での皆の調和が飲み込めない。皆自己中であることを前提に動くので流れがスムーズなのだが、こちらは習慣で歩行者優先とか変な動きをしてしまう。途端に後ろからぶつけられるは、前からは怒鳴られるは、歩行者からは気違いを見る様な目つきをされる。。

ものすごく軽くて乗りやすい小回りの良い自転車が見つかって大満足。
早速工場長に電話して自宅に向かう。

週末は従業員たちが工房で夜中までマージャンで過ごすので工場長も暇だ。子供は同じ歳回りの子供のいる親戚に預け、奥さんは従業員たちとマージャン交流、博打の嫌いな工場長は漸く一人でのんびり過ごす。


市中心部の店舗が完成し明け渡されたので賃貸して欲しいと言う電話がひっきりなしだ。間もなくもう一つのタワーの方の200平米のオフィスも完成するので本部はそちらにおき、店舗は賃貸することに。
オフィスの内装設計の相談をする。

日本とドイツの視察を勧める。


自転車で夜の市内散策。


その足で工房に、昨日の茶杯のデザインが既に改善してパーフェクトになっている。日本に向け6点キープ。
新作ポットのデザインを詰める。
隣はマージャンで白熱。

あまりに美しいポットだが一般に出ることはまずないであろう。


【2011/07/02 08:11 】 | 本日の活動 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
無題
楽天ブログがどういうわけか打ち込みできず、こちらのブログの立ち上げに終始。

色絵工房連絡待ち。
中級系列生産計画順調。
第一期窯入れ終了。
明後日火入れ。
カップ&ソーサー試作開始。

昨日はトルコの陶芸作家来訪。
チャイとコーヒーでもてなす。
新しいコンポでかけたゼキミュレンとサフィエアイラ、タンブーリジェミルベイの演奏をことのほか喜んでもらえる。
静聴させてほしいと言われ真剣に聞く姿に感銘。
歌詞の素晴らしさを教わる。
ガゼルの概念もはじめて知る。
ギリシャ、トルコ間の問題から
トルコの歴史、政治問題まで3時間ほど歓談。

その後契約工房に招待。
中東の青花料を依頼。
本社から工場長をよび紹介、元青花を持参して見せるよう要請。
契約工場の社長が初めて私と工場長と二人揃ったのを見て
ガチガチに緊張する。
同じ年なので仲良くして欲しい。
工場長に契約工場に洋食器のコツを伝えてもらう。
紅旗磁廠の老人も追って参与してくれるので心強い。

その後浮梁料理の店で会食。

話題は日、中、土の磁器生産販売の展開と素材、工法の違いについて。

工場長、初めてイスラムの考え方に触れる。

食後外事所でブルーレイの画像を工場長に見せる。
満足の様子。近々彼も購入するであろう。

その足でトルコ人の工房で香港のモダンアート作家と会う。
ニューヨーク生まれの富裕層の作家は物腰洗練されて
会話が心地よい。
戸籍が山東省と言うのが信頼できる。
河南省は古来からの風習でお金のための嘘つきしかいないが
山東人は根が誠実でいつまでも付き合える。
身長が高いのももともとの良家の出である。
彼のオープンしたばかりのブティック兼油彩ギャラリーで猫と遊びながら
香港から持参のプーアル茶をごちそうになる。

その後再度工場長を交え二号展庁で打ち合わせ。
はじめてみるデザインの小雅新作の茶杯を持ってくる。

ぱっと見て駄目だしする。

画面の空白を指でひと撫でしたところ、
工場長がニヤリと笑って
「藤弦か、、純金のリボン」と言った。


「何も言わないのに良くわかったな。それで行こう。それしかない。」

そう答えると照れくさそうに笑った。

「どうせ中央幹部とか客が来て工房の表に出たな、それから話し込んで、戻ってきて思考が途切れてそのまま職人に描かせたんだろう」


「何も見て無いのに良くわかったな」

「当たり前だ、何年一緒にやってるんだ!」

「最近構図とか考えすぎだな。。少し昔のように一気呵成に気楽にデザインしたらいい。」

「有名になるとそうもいかないさ、プレッシャーだよ確かに。」

トルコ人が珍しそうにこの会話を聞いている。

「中国には知音という言葉があるんだよ!」

するとトルコ人の知り合いが琴を弾くと言う。

今度我々も紹介してくれと頼む。

世界中から富と人が集まるようになった景徳鎮は随分と会話の楽しめる
所となってきた。

もちろん民度の低い市内は別であるが。。



















【2011/07/01 16:07 】 | 本日の活動 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
<<前ページ | ホーム | 次ページ>>