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ワークショップ展示会準備進む


景徳鎮の日本におけるワークショップ活動第一弾、被災地の東洋画展開催の準備が岩手県一関市で進んでいます。

この度の東日本大震災では多数の文物、美術品が流失、焼失いたしました。防災、地域振興の小さなサンプルになればということで景徳鎮はじめ各国の国際陶芸家の協力で始まった景徳鎮国際陶芸ワークショップ活動。その第一回は、景徳鎮絵付けとも同根の被災地出身の文人や画家による書作品や東洋画作品を集め、被災地の皆さんにご覧いただきたいというものです。

これまで岩手、宮城では地域の諸作品は主に水産業関連で財をなした方々にコレクションされてきたことにより、この度の震災ではかなりの美術品が流失し、研究家やコレクターの居所もバラバラになりその実態すらつかめない状況です。

旧伊達藩、南部藩領の出身の文人、知識人による作品を通して先人の精神性に触れ、辛い現状に打ち勝つ糧にしていただきたいものです。

とりわけ私たちがワークショップを展開してゆく旧伊達藩北部+田村藩は貧困のなか多くの学者を輩出したエリアであり、僻地での苦学の末大変な域に達した人々の軌跡が書画作品からも読み取れます。

もとよりの過疎、地域経済破綻に加え震災に困窮する中、大人が酒やパチンコに逃げる気持ちもわかりますが、子供たちには、私たちは根無し草では決してないことを、貧しくてもどんな田舎に暮らしても努力して世の中に役立てる人材になりうることを諦めてはいけないことを肌で感じてほしのです。

傑出しすぎて大変な人生を送ってしまった人も多かったのも今回の展覧の側面ですが、反面教師として、私たちは歴史を鑑とせねばならない時期に来てるのではないでしょうか。







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【2012/09/23 14:02 】 | 本日の活動 | 有り難いご意見(1)
草刈り


岩手県に建設中だった緊急時の避難所を兼ねた景徳鎮ワークショップの管理棟がほぼ完成しました。小さな建物ですが北欧でも学び、簡素で暮らしやすい機能的なインテリアデザインのK・Oyama工房の小山棟梁さん一人の手作りで全て岩手県産の木材を使っています。これから岩手各所に国際陶芸の交流施設、工房を広げて景徳鎮や世界の窯仲間と交流を加速させます。この活動を通して一刻も早く閉鎖的地域性が国際的に開かれ、その流れに岩手県のリニアコライダー誘致運動がスムーズに流れる一つのきっかけになってくれれば嬉しいです。国境や国の争いは政治家のためだけにあるようなものです。これからは融合によってそれぞれの独自性が更に明らかとなり、極められてゆくと信じます。「おらこんな村嫌だ、もう耕せね。。」なんていう地域が実は美しい宝物であることは外から来た人によって明らかになることなんてよくありがちですね。
手が回らなくて伸び放題だった山の草刈で間違って萩と野菊を刈ってしまいました。
気が付くともう秋の日暮れ、慌てて放り込んだ野の花も景徳鎮と相性よろしいようです。
【2012/09/22 11:00 】 | 本日の活動 | 有り難いご意見(0)
白胎
釉薬を掛けて焼き上げた、絵付けのない白いままの器を「白胎」という。上絵付けの前にアンダーグレイズで器の底に工房銘や各種款だけ入ったものもある。「底款白胎」
真っ白のものは「白胎」だけで通じる。底款は大体が青花で行われるので、「青花款白胎」でも通じる。上絵工房に向けて白胎だけ作る専門の業者もいるし、問屋もある。白い器屋である。しかも白い器も新旧各年代が揃っていたり、高台だけ出土した昔のものをつないで焼き上げたものなどものすごいバリエーションがある。それぞれの時代を専門にした白胎屋の層は厚い。素材から焼成方法まで様々である。
釉薬をかけていない素焼きのものは「素胎」という。

倣古と贋物の狭間で扱いは難しい選択を迫られるものであるが、こうした世界の連中がいることで景徳鎮のコアな伝統技法が維持できているのは確かである。


【2012/09/02 12:57 】 | 現代景徳鎮用語 | 有り難いご意見(0)
なんとなく続けてます。
景徳鎮FMで景徳鎮に来た観光客が買い物するときどんな基準で磁器を選んだらよいのかという質問への回答を放送。

土産程度の買い物ですね、つまり。

期待されるような当たり前のことは言えませんので、独自の景徳鎮磁器の見方、景徳鎮の現状など、これからもしばらく発信を続けます。情報は惜しまずできるだけ出してゆきます。使えるところは使っていただけると嬉しいです。



【2012/08/30 02:38 】 | 本日の活動 | 有り難いご意見(1)
明代青花の焼成温度の考証実験成功


従来の文献のある種の疑問を元に、明代のピースを実際に焼き直して釉薬の溶け具合と青花の発色の限界を見ました。やはり想定通り昔の焼成温度は今よりずっと低いんですね。色の流れた方は現代の景徳鎮焼成温度で焼成したもの。
【2012/08/29 23:21 】 | 景徳鎮よもやま | 有り難いご意見(0)
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