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【2026/10/02 12:58 】 |
何だまだ写真撮ってたの!



日中の猛烈な暑さが、遠方の夕立から送られる涼風で幾らか和らいだ夕方の田舎道。

ぴとぴとぺたぺた。


兎が餅をついたらこんな音かなと思うような音に振り返ると小さな裸足の女の子が一生懸命小川の土手道を駆け上がってくる。

小さな両方の拳をしっかりと握ってぴとぴとぴとぴとっと目の前を過って、あれよと言う間に小さなお店の中に駆けこんでいった。

タラちゃんやイクラちゃんの足音がするのはもともとこの子供の裸足の音のイメージかもしれない。


お店を除くと女の子がおじいちゃんが瓜の皮をむくお手伝いをしていた。

写真を撮ってもいいよと言うので、女の子がつくつく動くのでうまく撮れなくて何枚か撮ったら、最後に

「なんだ、まだ撮ってたの?」

みんな笑っている。

お母さんが出てきて袋を差し出してくれた。

「これ買わないかい?」

中を見たら瀬戸物のビーズが入っている。

「要らない。」

「わははははは。じゃあね!」

危ない危ない。農民の商魂は半端じゃない。。

ちなみに女の子の背中の上辺りに見える白壁の褐色の線は去年の洪水の時の水位です。

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【2011/08/08 12:59 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
時間
日本でやってきたことが全部無駄だったと感じた今、敢えて同じ事を続けるのには先の時間も体力も無い。

現在景徳鎮では中国全土、世界から集まってくる学生や院生、芸術家や研究者が長期滞在して作品制作したり研究活動している。

そうした環境下で日本で顧客相手に発信してきたこと以上に遠慮なく「その先の話」をすることができる。みな真摯に受け止めてくれ、うっかりすると黄門さまのように扱われ勿体なく有難く感じている。そして話したことがヒントとして皆さんの製作や研究に直接生かしてもらえて感謝され、こちらもこんなにうれしいことは無い。

石を投げれば作家兼研究者、もしくは職人兼経営者に当たる景徳鎮では、日本の名誉だけの肩書きや経歴、古い誤った論文や書籍、ネット上の知識は一切役に立たない。今目の前にあるものが説明できなければおしまいである。

皆が現役作家で前線で創作と研究と言う現実と向き合っているから資料だけで生きてきた人間の些かの嘘も通用しないし、目利きでない人間は一挙手一投足で見抜かれすぐに相手にされない。


理解する人からは骨の髄まで利用され、理解不能な人からは疑われ、結局どちらからも何も生まれない日本での活動と違って、こちらでは全ての言動が非常に生産的に有機的に結びつき広がってゆく。

何もかも上層のビジネスに取りこまれて躍動感に欠け踊らされた消費者が俎上で我儘放題の世界と違って景徳鎮はこれから発展してゆく途上の活力に溢れている。この自由な空気は素晴らしい。
これからの残された貴重な時間は伸びゆく世界の人たちとと共に、
そして信頼してこれまで支えてくださった一部のお客さんや友人たちと共に楽しみながら磁器に関わり過ごしてまいりたいです。

このブログではこれからは手描きがどうのとかもう言うのはやめて淡淡と面白くて丁寧なもののアップだけしてゆきます。

面白さや好い所に気がついたら、得したと思ってください。

欲しいなと思ったらどこがおもしろいか言ってください。

全く外れたら定価で。

なるほどと私が思ったら、値引きします。

気分が良ければさし上げることもたまにはあるかもしれません。

そんなかんじでやってゆきます。

さもなければいつも頓珍漢のポコペンな質問とクレームで寒々しい思いで販売しなければならず生きてる楽しさがありません。

それではどうぞよろしく。


【2011/08/08 12:06 】 | 本日の活動 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
販売休止のお知らせ
新規慈善事業開始のため繁忙により8月20日から当面ブログによるダイレクト販売とオークションなどあらゆる磁器の販売を休止いたします。
再開日時は未定ですが涼しくなるころぐらいに再開できればと思います。
移動が多く、メールでのお問い合わせには遅れますが必ずお答え致します、またブログの書き込みへのお答えも遅れることがありますのでご容赦ください。
その間販売、発送など手違いがあると困るので一切休止します。

現在中国ではあらゆるところに役人が寄生してきて、賄賂の払えない人の自殺や拘留が後を絶ちません。

そんな社会でこれ以上事業展開することを諦めました。

そんなわけで役人に金を吸われるより慈善に動こうと言うわけです。
税金も寄付も義捐金もまともには届きません。

貧しい村の子供たちの喜ぶ顔と親の安堵する顔が希望です。

昨日は卒業生代表に村の学校の後輩たちを受け入れることを応援してくれるように要請。快諾されました。

景徳鎮で起業する先輩達を応援しながら、その先輩たちと後輩を受け入れ職場を作り社会に馴染ませたうえで、新しい進路を相談してゆく。
都会で騙されたりおかみさんにぶたれるような怖い目に合わなくてすむ。

みんなで作った売り上げは桂林の自然保護地域創設に回す。
その地区でみんなが自然な生活をして自然な安全なものを生産して
生計を立てられれば親たちも暮らしていける。

と言うわけで販売は間もなく一時休みますので、お求めの方はお急ぎください。




【2011/08/07 12:03 】 | 小雅から | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
安すぎる
最近総手工の小工房では、実は自分たちの売値は安すぎたのではないかという意見が出てきている。

そもそもロスの多い仕事なうえに経費も膨大にかかる。
そして売る時は散々言われて安く買いたたかれる。

最近はインターネットで何でも知ることができるので
同じレベルの品物が外国製なら幾らで売られているかとてもはっきりしてきた。すると大変な不公平感が生まれてきた。
例えば人件費が中国は安いから当然と思う人もいるかもしれないが
景徳鎮の職人は上級者は月収20万から30万ぐらいの人がたくさんいるし
50万、100万と更に上の人もかなり沢山いる。

つまり日本やドイツの陶芸家や磁器関係者の所得と大差なくなってきていると言うことだ。

ところが売値は中国製と言うだけで安くさせられる。

当然目の利く国内の富裕層にいいものが先に流れてゆく。

海外でもう少し公正な価格で取引されればもっとよいものが安定して維持生産されて行くのだが、輸出ものが特に伸びない理由はひとえに、不当に安く売られるからである。

マイセンは機械で底をまっ平らにじゃりじゃりに削ってもクレームが出ず
景徳鎮は手作業で轆轤のフォルムを気にしながら底を滑らかにしても安く売られます。

正直、私も今販売している物がもし欧州製品や日本製品なら幾らするか考えることがあります。同じ手間で作られたものが恐らく数倍から10倍はするでしょう。何か不平等条約を結ばされているようで、しかも安いから余計疑われて。。

近い将来値段を考え直さなければなりません。








【2011/08/07 10:35 】 | 景徳鎮よもやま | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
水車小屋改造
今やりたいことがある。

磁石を砕く古い水車小屋と周辺設備を5年、十年単位で借り切り仲間が集まる喫茶室に改造できないかと言うことだ。

美しい田園の中、小川が流れ、古い石の橋やその上の、恐らく清朝の橋楼など全て付属して利用できる。

大洪水では床上浸水するようなところなので、大層な物は置けないが、それでも連日連夜人が集まるには楽しい場所になる。


【2011/08/07 10:10 】 | 本日の活動 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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