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【2025/05/19 20:01 】 |
ブログ再開します


忍者ブログ再開します。

こちらはお知らせ的な役目にいたします。






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【2020/09/18 13:02 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0)
職人時代
全く腕の良い職人を押えられない。

押えても、とどめておくことがこれがまた難しい。

特に若い世代ほど功利的で、労働条件、環境が少しでも悪いとすぐに来なくなる。

熾烈な引き抜き合戦も手伝って言いたい放題。

普通の日本人を遥かに超えた日収を手にしている。

ちょっとした職人で月収日本円で200万ほどある。

年で2400万+個人売買300万+家賃、雀荘収入300万、これが景徳鎮の職人の実態だ。

社長たちも之には驚きで皆頭が痛い。社長より収入がある場合もある。

売れないのよりも倒産よりも前にまず、職人が消えることが恐ろしいのだ。

今朝働いていたと思うと、午後にはもう他所で働いている。夜は夜で別のところが手間賃が高いと

そちらで働く。

職人も裕福であり、国際基準の美術品収入と景徳鎮生活物価の関係からかなり贅沢に暮らせる。

何もしなくても遊んで暮らせるから、社長の話などどうでもよいのだ。

彼らは自分では社長はしない。

社長が苦労が多くて儲からないことを知っているのだ。。

世の中も変わるものである。

一方で腕が無いと貧しい暮らしが待っている。

実力社会である。

職人の豪邸に遊びに行ったら子供が日本のアニメを中国語の字幕で見ていた。





【2013/12/17 11:07 】 | 景徳鎮よもやま | 有り難いご意見(0)
休日
今日は久しぶりに何もしていません。
と言っても焼き物の仕事。

景徳鎮はとても暖かいです。
まだ戸外が青々として、キュウリやカボチャ、ペチュニアなど咲いています。

街路樹のプラタナスが大きくなりすぎて市内で一斉に枝落としです。
東京も銀杏の選定がありますが、違うのは伐採した小枝や葉をその場で焼却するところ。
さすがに細かいところは気にしない人たちです。

ムスリム担当も上海出張で月曜まで不在。
デザインも詰めが終わり、完成した器に描くばかりです。

朝寝坊したら電話で起こされて、徐君の息子が10歳の誕生日なのでお祝いするからと
呼ばれた。

親しい親族と近所の人だけの小さな宴会ですが6、70人いたでしょうか。
徐君の一族は人の話をよく聞く人たちで、ぶれた話や無知な話が一切なく
78歳のお父さんを先頭に工場を経営する叔父さんはじめ
話好きで細やかな気遣いの穏やかな人たちです。
質素ですが目の輝きや繊細さ、知的な思考などいつもイラつかされる日本の東北の平均よりも
はるかに文化的な人たちで、景徳鎮もいろいろだと思いました。
特に徐君の子供達は成績優秀で、きちんとした挨拶や親よりも合理的な思考ができて
よく年長者を助け子供ながら感心します。



今いる三陸や一関の子供たちよりも勉強ができて思考がずいぶん大人ですが、素朴な子供らしさは全く失っていません。「日本の人たちはどうして大勢の親戚で集まらなくなってきたのですか」と10歳の子供が聞いてきた。
何にでも関心の向くことはいいことです。
何事も無関心で似た者同士で寄せ集まって責任を果たさない連中に爪の垢でも煎じて飲ませ得やりたいですね。


昨日は工場長の家で子供たちの集まりに遭遇したが、家によって本当に躾の差が激しくみえます。
どうも経済力ばかりではなく、家系や生い立ちが物を言をいいます。
工場長の息子は照れ屋で親とそっくり。当然挨拶ができない。
道理は分かっていても逆のことをする。
これは性格。

景徳鎮は極端に勉強ができて経済力のある家の子供だけが集まる学校と
貧しい家の勉強に力を入れられない子供が集まる学校があります。

この子たちのように勉強ができても、結構内気な子供や
甘やかされてめちゃくちゃな子供も多いですが聴いていると親に起因します。
日本の子供達と違うのは、村八分やいじめがない事。
社交的で会話が多く、それぞれの主張をしても会話を楽しんでぶつからない。
違いがあっても根に持たない。
最近どこの子も青洟垂らした子供を見ない。
綺麗な艶々の髪で色白で親と生きる時代が全く違う事を実感します。
聴けば、親の話す景徳鎮語がよく話せないといいます。

有る子供の親が息子を迎えに来ました。
看護師をしているということです。
息子はメガネの利発そうな子でよく場の流れを中和させます。
親が入ってくるなり日本人が中国語を話しているとか、同じ顔だとか真顔で驚いていますが笑っちゃいけません。

中国の田舎は親の世代になるとまったくその程度です。

私たちはそういう世代の弱点を突いて中国を悪く言って
日本や中国の子供たちの共通の未来をぶち壊そうとしては居ないか?
ポケモンやドラえもんで遊ぶ両国の子供たちを巧みに
互いに争いに動員しようとしているのです。

このたびはどこに行っても反日デモがいかに悪いかと言う話と
戦争は不易だというはなしばかりされます。
原発の心配と安倍総理が功に走りすぎだとの話をどの人もします。
今日も日本のネットを見ていますが、そういう中国人像や社会像が
伝わるような報道は一切無い。

「人肉を喰らって毒をまき散らすのが中国人だ」という報道ばかり。

はっきり言って中国のメディアは反日ばかりではないです。

その証拠に、みんな朝から晩まで流れる日本人が中国人を殺す番組に辟易しているし、
日本に優れたところを認めて子供を連れて衛生環境や人々の秩序を学ばせたいと
親たちが口々に言います。


中国はますます変わるでしょう。
習近平、李克強、私は優秀であると思います。
優秀でありながら、苦労の味も知っている。
この難しい社会と国。
日本の政治家なら一時間も持たないでしょう。











































【2013/12/15 19:44 】 | 本日の活動 | 有り難いご意見(0)
上絵付習作


スカウトした職人の腕を見ながら、長所を引き出してもっともよい結果を出します。

今回は動物専門の絵付師。四足の動物なら何でも描きます。
80年代の細密画風で描いています。

これから主力の宮廷画に移ります。

動物は午年の騎馬図、宋代の五白猫と牡丹、月兎など来年お目見えします。

このほか鳥専門、花専門、金彩専門など細分化された絵師が5人がかりで様々な絵付け作品をこなしてまいります。

今これから最高の景徳鎮をコレクションしてください。


時期が来たら手に入らないでしょう。




【2013/12/14 17:57 】 | 本日の活動 | 有り難いご意見(0)
周絵師絵付けの様子


周絵師が古典様式作品の染付絵付けをしています。

一筆一筆無駄がありません。

ご覧のとおり下描きもありません。

ここが普通の分業職人と違ってトータルでできる人の違いです。

この一点一画を見ただけでどれだけ染付絵付けの素養が深いか

プロが見ればわかります。

世の中アートを隠れ蓑になんちゃって染付が多すぎます。

50年100年と時代に淘汰されるでしょう。

最後に博物館に入るのは優れたものの中でもこうした古典をしっかり踏襲して

時代の代表性のある物です。



【2013/12/14 10:30 】 | 本日の活動 | 有り難いご意見(0)
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