× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
![]() |
今日は久しぶりに何もしていません。
と言っても焼き物の仕事。 景徳鎮はとても暖かいです。 まだ戸外が青々として、キュウリやカボチャ、ペチュニアなど咲いています。 街路樹のプラタナスが大きくなりすぎて市内で一斉に枝落としです。 東京も銀杏の選定がありますが、違うのは伐採した小枝や葉をその場で焼却するところ。 さすがに細かいところは気にしない人たちです。 ムスリム担当も上海出張で月曜まで不在。 デザインも詰めが終わり、完成した器に描くばかりです。 朝寝坊したら電話で起こされて、徐君の息子が10歳の誕生日なのでお祝いするからと 呼ばれた。 親しい親族と近所の人だけの小さな宴会ですが6、70人いたでしょうか。 徐君の一族は人の話をよく聞く人たちで、ぶれた話や無知な話が一切なく 78歳のお父さんを先頭に工場を経営する叔父さんはじめ 話好きで細やかな気遣いの穏やかな人たちです。 質素ですが目の輝きや繊細さ、知的な思考などいつもイラつかされる日本の東北の平均よりも はるかに文化的な人たちで、景徳鎮もいろいろだと思いました。 特に徐君の子供達は成績優秀で、きちんとした挨拶や親よりも合理的な思考ができて よく年長者を助け子供ながら感心します。 今いる三陸や一関の子供たちよりも勉強ができて思考がずいぶん大人ですが、素朴な子供らしさは全く失っていません。「日本の人たちはどうして大勢の親戚で集まらなくなってきたのですか」と10歳の子供が聞いてきた。 何にでも関心の向くことはいいことです。 何事も無関心で似た者同士で寄せ集まって責任を果たさない連中に爪の垢でも煎じて飲ませ得やりたいですね。 昨日は工場長の家で子供たちの集まりに遭遇したが、家によって本当に躾の差が激しくみえます。 どうも経済力ばかりではなく、家系や生い立ちが物を言をいいます。 工場長の息子は照れ屋で親とそっくり。当然挨拶ができない。 道理は分かっていても逆のことをする。 これは性格。 景徳鎮は極端に勉強ができて経済力のある家の子供だけが集まる学校と 貧しい家の勉強に力を入れられない子供が集まる学校があります。 この子たちのように勉強ができても、結構内気な子供や 甘やかされてめちゃくちゃな子供も多いですが聴いていると親に起因します。 日本の子供達と違うのは、村八分やいじめがない事。 社交的で会話が多く、それぞれの主張をしても会話を楽しんでぶつからない。 違いがあっても根に持たない。 最近どこの子も青洟垂らした子供を見ない。 綺麗な艶々の髪で色白で親と生きる時代が全く違う事を実感します。 聴けば、親の話す景徳鎮語がよく話せないといいます。 有る子供の親が息子を迎えに来ました。 看護師をしているということです。 息子はメガネの利発そうな子でよく場の流れを中和させます。 親が入ってくるなり日本人が中国語を話しているとか、同じ顔だとか真顔で驚いていますが笑っちゃいけません。 中国の田舎は親の世代になるとまったくその程度です。 私たちはそういう世代の弱点を突いて中国を悪く言って 日本や中国の子供たちの共通の未来をぶち壊そうとしては居ないか? ポケモンやドラえもんで遊ぶ両国の子供たちを巧みに 互いに争いに動員しようとしているのです。 このたびはどこに行っても反日デモがいかに悪いかと言う話と 戦争は不易だというはなしばかりされます。 原発の心配と安倍総理が功に走りすぎだとの話をどの人もします。 今日も日本のネットを見ていますが、そういう中国人像や社会像が 伝わるような報道は一切無い。 「人肉を喰らって毒をまき散らすのが中国人だ」という報道ばかり。 はっきり言って中国のメディアは反日ばかりではないです。 その証拠に、みんな朝から晩まで流れる日本人が中国人を殺す番組に辟易しているし、 日本に優れたところを認めて子供を連れて衛生環境や人々の秩序を学ばせたいと 親たちが口々に言います。 中国はますます変わるでしょう。 習近平、李克強、私は優秀であると思います。 優秀でありながら、苦労の味も知っている。 この難しい社会と国。 日本の政治家なら一時間も持たないでしょう。 PR |
![]() |
|
![]() |
今後より品物を厳選するため他社の倣古の製品入荷を縮小させていくことにしました。
これから入荷は第一ロットのしかも、特に絵の優れた物だけに厳選します。 代わりに、更に優れて安定した小雅、鴻海等自社製品でこれまでの倣古入荷で補っていたラインナップを 完全カバーして参ります。 鴻海で昨晩既に上絵付、染付ともに新作茶杯のデザインが完了しています。 また紅茶、コーヒーにも使えるカップ&ソーサーや、ポットも上絵染付含め これまで市場に無い宮廷画のデザインが十数種類出てまいります。 同時に岩手焼成場と景徳鎮倣古薪窯工房同時企画の薪窯焼成の最高級色絵中国茶杯が 出てまいります。 繊細にして華麗、爽やかで軽やかな印象はこれまで景徳鎮に欠けていた要素を補完するものです。 また絵付けの意境は景徳鎮全盛の往時に戻しています。 まさしく200年の眠りから覚めた景徳鎮です。 12月末から来春3月までは華やかでありながら奥ゆかしい、そして大変実用的な 一生物ともいえる染付のカップ&ソーサーが充実してきます。 ポットもこれまでのものがまたイメージを一新して出てきます。 周絵師が半年間他の仕事をすべてやめて描きためた傑作の数々。 そして徐君の完璧な轆轤形成の技。 これまで外部委託していた金彩も自社製に変え 更に向上しました。 と言うわけで前作は赤字でクリアランスセールします。 使い心地は他所では絶対ないものなので この機会にぜひ鴻海コレクションスタートされてみてください。 わが家ではヘレンドやマイセンはお茶の味で劣るので 西洋風の設えを重視する時以外出番が無くなりましたが これから出てくるものは、東洋にも西洋にもマッチするものです。 これからじわじわ市場に浸透することでしょう。 カップを買って使ってこれだけの充実感はこれまでに考えにくいものです。 |
![]() |