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【2025/05/20 03:53 】 |
企業形式(模式)
本来公司体制を取り大量生産、大量販売様式の大規模工場が企業形式だったが、最近は生産、小売り、卸、広告まで自前で一体化して行い、全国展開する経営体を指して言うようになった。それゆえ、磁器メーカーといえどもどの部門が企業の中核であるか判別が難しい。つまり社長がどの業界出身でどの背景で儲けているのか一概に判断できないと言うことだ。これは日本とはまた違う中国独特の特権者優遇社会構造と関係している。とどのつまりどの部門も体裁であり磁器が単なる荒稼ぎの道具の一つとなったときは著しく品質が落ちるが会社と社長の名声は上がりゴミでも社長が売れば数千万でも売れるようになる。この富のスパイラルに入りこむと容易に抜け出すことは難しい。資金が有り余っている磁器を知らない連中が、どんどん大金を積んで参入して職人をひきぬき、工房を吸収し巨大化してゆく。有名社長の製品は他社と同じレベルのものでも景徳鎮市内で既に10倍以上の価格で売られている。しかし中国人も日本人もそれぞれの理由からそうしたものを買い、競争力の無い優良工房の生産力を破壊する。
莫大な資金量を有する連中は幾らでも家賃でも人件費でも出すので、家賃も職人の給料もバブル波にあがり続ける。当然小規模の工房は払い切れず廃業するか、下請けになるしか方法が無い。当然いいものが作られなくなる。

なぜ私が無名の小さな工房のブランド化、技術力、販売力向上を無償で応援するか、お分かり頂けると思います。身分を隠しながらみなと共に歩むのです。


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【2011/07/28 10:49 】 | 現代景徳鎮用語 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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