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【2025/05/20 08:34 】 |
総手工粉彩開光花卉図壺 小型ポット


はじめは型形成を轆轤で処理したものかと思ったが、細部を見ると総手工ならではの特徴があり、型形成ならそれ以上手をかけないところに全て手がかけてある。
日進月歩の技術革新がある今日の景徳鎮。自社製ではないので100%断定はできないが、ここまでの手の掛けようと技術、出来上がりではやはり貴重な総手工に組み入れて差し支えないと思う。型形成で出来るポット底の外周の窪みが全くなくフラットで鉋目がある。型形成は均一で既に薄いものなので無理してフラットに削ると底が極薄になって焼成で変形する。これは初めから削り出して薄くしたとしか現段階では考えにくい。
また型形成生産ラインでは用いない後付けの蓋の桃の手間やコスト、精度などからも総手工生産ラインで組まれたものと考えるのが妥当だ。今回はじめて取引する工房物なので全貌がつかめるまで一年は掛かるかもしれないが、この工房もかなりいいものを労を惜しまず製造している。今後の入荷に乞うご期待。

後日の詳細な観察でやはり間違いなく総手工だと決着がつきました。全く恐ろしい技術の向上です。
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【2012/08/23 10:43 】 | 中国茶器 | 有り難いご意見(0)
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