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中国人は日本人が魚を捌くように動物を捌いて食してきた。
庭先で鶏や家鴨を捌くのはもちろん、羊や豚なども血から内臓まで全く無駄なく使いきる。 それゆえ動物に関しての感覚が非常に現実的で、可愛いとか愛護とかそういう感覚よりはむしろ農家の庭先にイモや大根が転がっているような感覚で動物を見ている。 日本では郵便屋さん泣かせの犬の放し飼いであるが、景徳鎮ではシェパードや猫、鶏、ウサギなど繁華街の歩道で各戸が放し飼いにしている。 犬たちは駆けまわり、ひよ子や兎が自転車やバイクの車輪の隙間を器用にすり抜けて遊んでいる。しかし犬は絶対おとなしく人に吠えつかない。 猫もウサギと抱き合って寝ているだけだ。 景徳鎮では「イモ」や「大根」「食料」が人間様にたてつくなど考えられないのだ。また「イモ」が「大根」を追いかけたり捕まえたりも考えられない。何か不都合があれば、動物たちは飼い主だろうと通行人だろうと会釈遠慮なく棒で叩きのめされたり、蹴りあげられる。犬など半殺しの目に遭う。 だから動物たちはとてもおとなしく、野蛮な人間たちの中で仲良くかばい合って生きている。人間が一日怒鳴ったりわめいたり喧嘩したりするのを他所に犬も猫も他の小動物を世話しながら一緒の段ボールで寝ている。 これこそ中国共産党、胡政権の打ち出した「和諧社会」その物である。 共産党の政策に最も忠実、もっとも「文明」的に「和諧」を実践していたのは路上の動物たちであった。 と言うことは中国人は「和諧」という当たり前のことが路上の動物に及ばないことを共産党は敢えてスローガンを打ち出すことで証明することになったということか。 優秀な動物は今後市で表彰してはどうか? 「和諧社会実践模範動物」の代表団を北京に表敬訪問させて景徳鎮のイメージアップ作戦はどうか? 動物は賭博も煙草も麻薬も喧嘩もしないし嘘もつかないし威張らないしみんな優しいし綺麗好きである。 いっそ動物にだけは景徳鎮の戸籍でもパスポートを発給してやっても国家的メンツはつぶれないのではないか。 それよりいっそ動物を役人にした方が国家政策は実践できるのではないか?? PR |
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