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衛生観念の低い景徳鎮では町のあちこちに昼間から大きなどぶ鼠が徘徊している。
人を恐れる様子もなく、人もさほどその存在を気にしない。 よく道端で鼠を足で踏みつぶしてそのまま放置されているのを見る。 考えれば恐ろしい。死んだ鼠からは蚤が一斉に拡散することをこの町の人は考慮しない。 最近景徳鎮の町ではペットを飼うことが流行している。 犬、猫、兎が圧倒的に多い。 しかし彼らの飼い方は我々とはかけ離れている。 街の雑踏で放し飼いするのだ。 市内の歩道ではバイクや人に踏まれないように器用に鶏や兎が自由に遊んでいる。 餌は猫もウサギも唐辛子の利いた油っぽい中華料理の残りかすや 野菜くずと米ですくすく育っている。 臆病でストレスに弱いという兎まで雑踏の中踏まれずに、みんなに触られても耳を持ちあげられてもひたすら甘えてくる。 犬猫と兎が仲良く互いを枕に寝て舐めあっている様子は可愛らしい。 路上で遊んでいる動物たちは夜は食用として誘拐されないように 寝室や台所で放し飼いする。 もちろん洗われることはほとんどないのでとても汚い。 大体が蚤がついていてひどいのは疥癬など皮膚病になっている。 当然家内や路上でも蚤が大量発生してくる。 ところが景徳鎮人は蚤と言う概念が無く、全て蚊の仕業と思っているから どんなに痒くても対策を取らない。 蚊取り線香をたいても効果は無く、特に幼児や赤ん坊の被害がひどい。 全身刺されて目も開けられない子供が路上で掻き毟りのたうちまわっても 親は路上のテーブルでマージャンに夢中で気がつかない。 蚊に刺されたぐらいと思っているのだ。 これでペストでも流行ったらおしまいだ。 ペットの流行が蚤の大流行を後押ししている。 私も虫よけを各種しつこいほど塗布する。 先日来気がつかず外出する度足首回りを刺されてえらい目にあった。 景徳鎮は見る限り皮膚病の人が多い。 原因は至って簡単な菌によるもので日本では大病にはならないのだが 衛生観念が低く生活様式を不潔にしているため、疾病を重篤化させている。 世界で恐らく不衛生に一番無頓着な中国人すら恐れる景徳鎮である。 PR |
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