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【2025/05/20 13:39 】 |
景徳鎮のカフェ


景徳鎮のカフェは一言で言うと市内の最悪カフェと、大学周辺の学生やアーティストの開いたカフェに分けられる。やはり大学生以上で海外や大都市を知っている連中が運営するカフェは安心である。特に画像のこのカフェは社長に思想や人生哲学があるので同席しても飽きないし、従業員も然り、目から鼻に抜けるようでよく気が利き愛想よく、下手な日本人より気持ちよく、そして可愛らしい。社長の奥さんは最近琴を始めたので鑑定と調整してあげたら喜んだ。コーヒーも不味くないし、新鮮なマンゴーや楊梅の氷沙などなかなか美味しい。ギャラリー併設でゆったりした音楽と水の音がBGM。価格は日本並なので客層は外人やアーティスト、外地籍の経営者などがほとんど。コンセプトは東京にあってもおかしくないレベルである。
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【2012/08/09 22:18 】 | 景徳鎮よもやま | 有り難いご意見(0)
うーん、やっぱり第一ロットにかぎる。
よその工房のものを仕入れて思うのは第一ロット、第二ロットが買いだということ!

私の管理する工房のものは製品がいつも向上してゆきますが、手を離すと質は下がらなくてもたちまちどこか垢抜けなくなる。

よその工房なんかどんなにいいもの作っていても管理という概念もないのでどうしようもない。。


はじめは見本として作る気持ちがあるので、まあ言ってみればプレゼンテーション。
精魂込めていい材料で時間をかけて作る。買う方も例えば悪い業者など作品の出来が良くて市場に出回ってなければ骨董扱いにして何十倍、百倍とかでも売れる。いま世界のオークションに出ている明朝以降の磁器なんて本物はない。本物は上流コレクターの間で交換のように回るだけ。誰もよほどでないと手放さない。私もその一人。出すはずがない。だって欲しい人は多いし、品物は少ないし、高くなる一方で、あとがないんだもの。。

プレゼン成功でそれが売れると中間業者が見ると、注文が入ってくる。
中間業者といくらで請け負うと予算が決まると工房側はできるだけ素材をごまかして、できるだけ早く仕上げようとする。

これが第二ロット以降顕著になる。

景徳鎮のそこそこの老料作品などいいもの茶器でその中でもましなのはほとんど私が第一、第二ロット買い占めている。それも売り切れたらもう次がない。

どうか本当にいいののをキープしたかったら、今のうちにそれらをお求めいただきたいものです。景徳鎮の人件費はこれからまだまだ高騰し、素材の獲得戦争でいい素材、純粋な素材のものは手に入れにくくなります。目と力がないと品物を引っ張るのは無理なのです。

私の入れてるレベルの品は絵付け工賃は既に去年の倍になっています。
次の仕入れからまた値上がりします。
でも第一ロットだけ仕入れますのでまだ買い得でしょう。

第三ロット以降のものは徐々に国内に出回りますが、それも各大都市に一点ぐらい。。
しかも高くて質が落ちる。。

日本でしかいい景徳鎮が手に入らないという逆転が起きていますが、日本の検品、最終加工などを経て、本国の最高級市場に逆輸出されてゆきます。どうぞ日本に在庫する短期間にいいものをお求めください。数はありません。




















【2012/08/03 10:52 】 | 景徳鎮よもやま | 有り難いご意見(0)
玲瓏磁の孔あけ道具


昔はこれで一つ一つ孔をうがっていました。こういった工具もだんだん見なくなります。
【2012/08/02 01:08 】 | 景徳鎮よもやま | 有り難いご意見(0)
ブリキ金物屋


陶磁器を作る工具に金物は欠かせない。このおじさんももう50年も同じことをやっている。息子はあとを継いでいないという。こうした手作業作りの道具もまもなく手に入らなくなる。

「欲しいものは今のうちに頼んでおけよ、おじさんがなんでも作ってやるからな」

濾し網付きの釉掛けの道具を買う。50元。

【2012/07/31 09:15 】 | 景徳鎮よもやま | 有り難いご意見(0)
竹細工屋


おばあさんと仲良しに。

景徳鎮の磁器はいろいろな関連職人世界に支えられている。

例えば筆などもそうである。


ざるや柄杓など欠かせない陶芸アイテムだ。

日本のものと比べると粗末だが味わいがある。
【2012/07/31 02:54 】 | 景徳鎮よもやま | 有り難いご意見(0)
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