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【2025/05/22 07:26 】 |
混沌琴
先々週買い求めて景徳鎮に置いてきた張以秋の混沌琴が調子よかったので今度は蕉葉琴の老青桐、本漆の物を買って日本に帰ろうと思ったら、出来ていなかった。仲尼式と伏キ式が老青桐本漆で唯一出来たてて誰にも持っていかれていなかったので慌てて試し弾きして、小雅美術館に展示する物を選んだ。伏キ式が音色がよく弾きやすく、材も音色も育ちそうだったので迷わず工場長に買わせた。自分は蕉葉琴の老杉材を買うか年に数台しかできない青桐の仲尼式を買うか悩んだが、ふと見ると傍らに二周りほど小さな混沌式が置いてあるのが目に入ったので珍しいと思い聞いて見ると特注で最高の老杉だと言う。弾いたところ絶品。他所なら3万元と言うところだがだいぶ安かったので迷わず自分用に購入。注文者は事情があってアメリカにおり取りに来れないのでひとまず私に譲るとのこと。ラッキーである。とても無駄のない美しさで品がある上に音色の安定感と静謐さが際立つ。小さいのにしっかりとしたふくらみのある音がする。弾いてい飽きない。これは弾きこなしたらだいぶ化けるかもしれないと感じた。
その足で更に知人の店で来客や店主に琴の演奏を教えながら、自分用に笛をいろいろ選んで購入。気に入ったものがあったが、私が見ていたので欲しくなった中国人の若者に譲って自分は2番目候補を買った。彼は一所懸命ためた大金で買いに来たのだから。私もそのようにオークションや市場で中国の金持ちに育てられた。若い者も才能や志が高ければいいものを持つべきだ。日本でされたようにおっさんがわざと買わせまいと値を吊り上げるようなことはしたくない。いい笛は10万とかそれ以上する。結構高い。安くていいものが幸い見つかりとても気に入った。
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【2011/10/23 23:39 】 | 本日の活動 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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