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【2025/05/20 15:24 】 |
連日の様子
昼は各国の芸術家や学者が集う古民家の山荘に出かけて暑さを避けて山中で過ごす。

ムスリムがいるので調理場で料理の作り方をコック達と協議、コック自慢の郷土料理を楽しんだ後、川床でのんびり自分たちで作った茶器でお茶を飲む。


竹林や芭焦の茂る中庭で生活用水を兼ねた遣り水を眺めると様々な淡水魚が。。

早速網を借りて水に入って子供返り。

「TAKARADA SAN !Oh My God!」


山荘の使用人たちが出てきて、俺が捕ってやると言うが
欲しい魚が違うと言ってありがとうと辞退。

アメリカ人がおいしそうですねとジョーク。

最近江西省の淡水魚に興味があり調べていると答える。

日本人がやると子供で、イギリス人がやると酔狂になるのかと。

ブラジル人が出てきて、皮肉たっぷりに今夜のごちそうかと言うので、

そうだ、ブラジル料理だ、アマゾンテイストのな。というと引っ込んだ。

日暮れまでみんなで遊んで運転手の車で町に帰る。

友人の家でコーヒーで一服。作品の相談。

それからまたアメリカの陶芸の教授とトルコの教授達と食事に出かける。

食後はビリヤードに。アメリカ人は老紳士らしい余裕と品のあるプレーをするが時折キラリと負けたくない若者の目になる。トルコ人たちは子供並みに負けるのが嫌いなので見ていると面白い。先日の夜はこの老紳士主催のラテンダンス教室に参加した。こう言う老後は参考になる。どうも日本人の老後の作り方は魅力的ではない。外国に来てまで対等で自由な交際せず自分の世界と派閥の殻をこしらえようとする。。それはそれでいつかは帰るのだから生き方の一つでいいのだろう。

それから友人のギャラリーに移動して、友人の調整で沈香を楽しむ。香道具も友人自作。私も景徳鎮の高胡で琴曲を披露。せっこう大学の教授も加わり青花の起源について討論。お茶を飲みながら漢方医の先生が皆の健康チェックをしてくれる。

今度の新作の青花金魚、先生方にも好評だ。私の作と知らず先生方が勝手に中に潜む理論を解いてああだこうだ言っているのが楽しい。

毎日楽しくて有意義な時間を過ごせて全く有難い限りだ。

日本でプリントだの贋物だの素人に難癖つけられて
対応に終始していた日々が惜しまれてならない。
そして業界や権威の悪意。
これはお金が絡む事だからかもしれない。

津波以降、小雅製品を私が扱うことを止めた。
売る必要が無いからだ。
客が勝手に全部買ってゆくので私が騒ぎたてる幕が無い。
あとはのんびり工場長と自分たちで使うものを作るだけだ。

あとは無名な仕事を応援することだけに時間を使って
助かった意義を考えながら一日一日大切に暮らしたい。
お金の世界から離れたら魑魅魍魎も消え一切快適になった。

知足の精神が心の富を生み出していることを感じている。




















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【2011/08/02 10:43 】 | 本日の活動 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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