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釉薬を掛けて焼き上げた、絵付けのない白いままの器を「白胎」という。上絵付けの前にアンダーグレイズで器の底に工房銘や各種款だけ入ったものもある。「底款白胎」
真っ白のものは「白胎」だけで通じる。底款は大体が青花で行われるので、「青花款白胎」でも通じる。上絵工房に向けて白胎だけ作る専門の業者もいるし、問屋もある。白い器屋である。しかも白い器も新旧各年代が揃っていたり、高台だけ出土した昔のものをつないで焼き上げたものなどものすごいバリエーションがある。それぞれの時代を専門にした白胎屋の層は厚い。素材から焼成方法まで様々である。 釉薬をかけていない素焼きのものは「素胎」という。 倣古と贋物の狭間で扱いは難しい選択を迫られるものであるが、こうした世界の連中がいることで景徳鎮のコアな伝統技法が維持できているのは確かである。 PR |
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