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戦中孤児時代、同じ四合院に寓居する古琴大師、管平湖先生に引き取られ育てられた現代中国の著名芸術家、萧墅先生。先日北京で張兄貴から先生が最近行方が知れなくなったと聞いたばかりだったが、先生が景徳鎮の展覧会で詩を残されていたことを知った。
20代の初め、如何にも鬼才風の先生とよく北京の琉璃廠の路地ですれ違ってとても深い印象がある。そして何よりあの管平湖先生に育てられたと言う伝説が深い興味を抱かせた。 琴、詩、書画、刻字などあらゆることに精通した人々の中で育つとどういう人材になるか。 題瓷芸展 中洲蘊絶芸 国風茫昆倉 陶史縁翰墨 瓷銘光祖魂 1991年、北京の中国工芸美術館で開かれた景徳鎮現代陶磁芸術名作展を観覧後感想を署名とともに残した詩。 詩の出来はともかくこういうことをさらりとその場でしてくれると言うのは嬉しい。 お茶だの中国茶だのやって得意げな人でうちに来てこんなことしてくれた人は見たことが無い。共通言語も無ければ話題も合わない。 素晴らしい一級の絵画も書も気に留めず、お茶を何種類飲んだとか、何回中国に行ったとか、資格試験に幾ら払ったとか、そんな話は沢山である。 使ってる官窯の茶碗にも気がつかない。 満開の香りで選んだ中国バラの鉢植えを50鉢も用意して香りを楽しんでもらおうと戸外で茶を入れたら、家で茶碗を見せられなかったと悪口を言われるしまつ。 教わりながら客面で言いたい放題。果たして客の資格もあったか、幾ら使って何を言いたい放題してきたか恥の上塗りのような連中に物を売ってきた10年は惜しくてならない。 PR |
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