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ベルリンのある博物館担当者から膨大な数の景徳鎮磁器未整理コレクションの鑑定の相談を受けた。要は誰かふさわしい人材をベルリンに送ればよいのだが、今の拝金中国では人選が難しい。しかも本当に何でも分かる人は景徳鎮におり、倣古世界の人間であり数少ない。
流石中国学最高峰ベルリン側の要求は鑑定の子細にわたり、景徳鎮の市内の「地下の歴史と地理」にも精通していないと到底答えられない。つまり現物骨董鑑定家の仕事ではないのだ。。いつ景徳鎮の何処で焼かれたか、これは大変である。ドイツ人との会話は中国語で行われた。さすがにドイツ人は細に入り微に入り景徳鎮に関するどんな言葉も知っているので非常に安心して進められた。日独の中国研究のレベルの高さをあらためて感じさせられた。しかしドイツはその研究分野が多岐にわたりレベルが高く、今まで会った先生も中国語のみならずアジアの各言語が話せた。通訳も介さず、書籍のみに頼らず、隣接言語、文化を参照しながら研究できることは強みである。このドイツ人は外国人はおろか景徳鎮人すらも知りえない、未知の深い世界に飛び込むことになる。良心から出来ることはしたい。 PR |
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