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やはり官僚と関係が無いと手に入らないカオリン山のカオリン。
上級ライン「珍蔵版」に使い始めています。 上級品は100万以上のものしか販売されてませんが、駐在員の方など見かけたことがあるでしょうか。 そういった小雅を見かけるところに出入りしている方は、おそらく中国ではかなりの方々とお付き合いのある 駐在員でしょう。現在小雅にはランクがあります。王小妹や余絵師のものは上級品でしか見られません。 日本で安く買われた方は宝物にしてください。 今日は市長と交通局の局長に、工場前にバスの操車場を作って市で通勤バスを回すように進言したそうです。 認められました。 今夜は遅くまで庭造りの相談をしてました。 銘木を植えたいのですが、乾隆帝の庭と同じ白皮松のいいものが手に入りません。 庭に孔雀か鶴を飼いたいのですがどこかから分けてもらう必要があります。 芭蕉と青桐を植えることにしました。 焼き物の絵の世界を現実に再現できれば最高です。 PR |
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今までご紹介者だけ金鼎ビルにお越しいただいておりましたが、来年はこちらの大規模な施設にどなたでもお越しいただけるようになります。恐らく参観可能と思われます。従業員の送迎バスの運転手募集中です。 奥の山も買い取られて無くなる予定です。 山の斜面に貼ってある大きな完成図は公園工場全体の模様です。 |
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小雅の日本入荷を再開します。
やはり私が扱う意味がなくなるので老同志作による厳選品を中心に入荷の予定です。 先立ちまして他社のコレクターピースのご紹介を始めました。 私としては個人的に特に取ってきたものであり、取って置きたいものなので、売れても売れなくてもいいと思うものです。景徳鎮の優れた良品があることは、よりいいものをご紹介して皆様のお手元で使っていただかないと広まりませんし、いつまでも雑貨系や、骨董屋系の扱う骨董でも単なる偽物でも、悪いものが出回る原因になります。本来、海外のメーカーの販売価格を参考にするとまだまだ安すぎるとは思いますが、今の中国ではまだこの価格でも作り手が満足しております。これが作家意識やブランド概念が浸透してくるとそれなりの価格になります。 同型のものはこれ以上の出来のものが作られない限り入荷はありません。 絵付け、焼き上がり、発色、細部に渡るまで絶対ほかに流通しませんものを厳選で出しております。 でなければここでご紹介する意味がありません。 |
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小雅の上級品の官窯化が進む中、より多くの方にほんの少しですが気楽に本物の景徳鎮を味わっていただくために、これまで開発研究を進めてきたシリーズが遂に完成しました。
別会社の製品になりますが私も工場長も関わって、ちょうどマイセンやヘレンドのような楽しみ方をしていただけるものを目指して開発しました。一方、今日も小雅の開発会議では、より核心に迫る景徳鎮を採算度外視で作ってゆくことになりました。生産量も成功率が低く数点しかできないような特級品が作られます。しかしこちらはもう一般の目にはまず触れる機会はないと思います。店頭に出ることなく、ほとんど露出することのないものです。しかし小雅は毎回違うコンセプトの一点ものみたいなもので、多くの顧客の食器、茶器としての愛用には不便もあると思います。例えば小雅は単体にこだわるので蓋碗や洋食器、セットものはほとんどつくりませんね。もちろん補充のチャンスは皆無です。今回開発したシリーズは食器として楽しめる最高峰景徳鎮と言えます。手に取ればわかります。ある意味器としては小雅を完全に凌駕してます。小雅の本景徳鎮の良さに、マイセンのような端正なフォルムと規格、そしてヘレンドのような華奢な愛らしさが備わっています。もちろん実用性は本景徳鎮総手工ですから言うまでもありません。価格帯は小雅よりは安いですが完成度は高いです。もちろん質も劣りません。画風もいろいろあります。おそらくヘレンドよりは高め、マイセンよりは少し安めか同じぐらいになろうとおもいます。 ハンガリーやドイツより職人の経費が高い景徳鎮上級世界です。ご了承ください。 |
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何年前からか中国のオークション、ショッピングサイトのタオバオで私も見たことがないような小雅製品がどっと出てきた。
ちょうどその頃、日本の某デパートで、上海方面から流れたらしい小雅の半製品の盗品など販売された経緯が有り、状況が把握できず撹乱されたことがある。 日本で盗品を販売した業者が偽日本人を名乗ったり、色々な人を騙し利用して工場長に直接連絡してきて私との乖離工作をしたり、すべてが日本で知れたら私を道連れにして死ぬようなことまでほのめかし、結果、警視庁の勧めで私は東北に移ることになった。その後津波に遭う。これぞまさにとんだ白波に持っていかれたのは洒落にはならない。 この時初期小雅の最高傑作はほとんど海に沈んだ。 さて、今振り返って見るに、以降現在に至るまでネットから店頭までの市場にどれだけの初期小雅が並んでいるであろうか。。 つまり、これは偽物がほとんどということである。現在の小雅はお札のように真似されにくい面倒な技術を多数投入しており、最高級のものは誰も真似しようとしない。 普通のラインのものは国内市場によく見られるデザイン、市場での競争用で、これまた真似されない。 つまり、偽物作者が、一番「小雅らしい」と認めて常に贋物を作るのが、初期小雅なのである。 見た人がパッと見てあ、小雅だ、と思う製品が私が関わったものだというのは皮肉である。 今の中国市場はスタイルより個々の画にこだわりすぎてどのブランドも統一感がない。 其の辺、作家という存在に複雑な思いがある工場長には、画で行きたいという思いも強いのがわかる。しかしそれは現実の市場のニーズには合っている。 個々の超絶技巧の画を模倣したところで贋作工房はそのレベルの職人を雇いきれず割に合わない。結局初期小雅のパターンを習得してある程度うまくなって自分たちで作るしかない。だから小雅の偽物は家族経営の小工房で描かれることが多いようだ。現在私の知る限りは4箇所で偽物が作られて売られている。習熟したパターンだと素晴らしく私でも瞬間あれっと惑わされることがある。何も偽物を作らなくてもここまで腕が上がったのならいずれ私が雇いたい。 で、お客さんにはこんな雑談あまり意味がないでしょう。 贋小雅の見分け方。お知らせします。 まずネット画像では既に判断は無理です。あるものは本当によく描けています。 画の情緒を読むとすぐわかるのですが、これは普通の日本の教育を受けた人には無理です。 まず、現実的なのは触ってみることです。磁土や釉薬が違うのでわかりやすいです。 小雅は花びらのようにサラリとしています。偽物は今日本で普通に売られているような磁器のヌメっとした肌をしています。もう一つ。偽物のポット、急須はほとんど全て型で作っています。 本物より軽いのですぐわかります。またはポットの底にぐるりと型抜きの特徴の凹みの輪があります。ただこれすらもカンナで削られるとわからないので、重量が目安でしょう。それと土のみつども違います。もう一つ蛍光灯で透かすと透けて見える肌の色が違います。些かの暖色も感じない、冷たいガラスのような白は偽物です。型押し用の台湾土です。 あとは売ってる場所でしょう。本物の小雅はまずもってあちこちで売ってません。 景徳鎮の段階で半分は政府の役人や著名人の紹介できた富裕層の個人客が買って行ってしまいます。残りは直接取引ある全国の高級会所に送られます。取引ある普通の小売店はごく少数です。迎茶も入ります。ただ中国の焼き物は小売店といっても売り上げが違いますので、くれぐれも店主に値切ったりとか傲慢な日本人観光客の態度は取らないでください。 あの人たちは1メーカーの製品だけでも年間数千万売上があります。身なりなどで軽く見ないでください。あなたが客とみなされたときは大きな自宅に呼ばれて食事をご馳走になりながらじっくり買い物させてくれます。東京のデパートだって上客と一般客と入口が違いますから、中国もおんなじです。 |
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